一眼レフ用水中ハウジング 第3弾 ファインダー 徹底解説!

一眼レフ用水中ハウジング 第3弾 ファインダー 徹底解説!

2020-04-11 0 投稿者: Sayaka

こんにちは、さやかです。

今回は久しぶりの水中撮影や機材についての知識系の内容です。

地道に調査や作業しているので長い目で見守っていただければと思います。

 

世間では新型コロナウイルスで外出自粛と言いますが、このご時世、ネットがあれば家の中でも結構楽しいですよね。普段後回しにしがちな、動画の編集や写真の現像、掃除、読書、ブログ執筆にぴったりです。写真の勉強もしたい!!

 

このブログも皆様のそういったものの1つになればな~と願って書いております。

今日はファインダーについて解説します。

 

🔽🔽🔽これまでの内容🔽🔽🔽

ファインダーの必要性

まず必要かどうかが迷うところですよね。

かなり高価なものですから、とても迷います。私もすごく迷いました。

まず結論からいうと、「なくても大丈夫です。」

 

もうちょっと言うと、あった方がいい時もあるし、ない方がいい時もあるし、どっちでもいい時もあります。

以前、ご紹介したように、ハウジングに標準装備しているファインダーですと、見え方は0.6~0.8倍程度です。陸上で普通にカメラのファインダーを覗いだ時よりもかなり小さく見えます。

 

オプションのビューファインダーを取り付けることで、1.2倍に拡大して見ることができます。

視力の悪い方はあった方がいいかもしれません。

標準装備0.66倍の見え方
1.2倍のファインダーでの見え方

ファインダーの種類

大きく分けて3種類。

 

✅ ストレートファインダー(約1.2倍)

✅ 45°ファインダー(約1.2倍)

✅ 標準装備ファインダー(約0.6~0.8倍)

 

各ファインダーの特徴やメリットデメリット、具体的なシチュエーションを考えていきたいと思います。

標準装備のファインダーの特徴

【メリット】低価格、コンパクト、液晶が見やすい
【デメリット】露出の表示が見えにくいので、顔を上げる頻度は多くなる
(ピントはオートフォーカスを使用すればなんとかなります)

オプションファインダー(ストレートと45°)の特徴

【メリット】ファインダー内の露出表示がよく見えるのでファインダーを覗いたまま設定変更しやすい
(1.2倍に見えるだけでもストレスが軽くなるし、マニュアルでのピント調整もバッチリ)
【デメリット】高価、液晶画面を見る際に少し邪魔、リーチが長くなる(100mmレンズの時が一番長くなり、グラつきやすくなる→手ブレ写真になりやすい)

あれれ?デメリットも多いですが、見やすいと言うのは水中においてものすごいアドバンテージです。よね?

ストレートの特徴

  • 普通にファインダーを覗くのと同じような見え方なので、使いやすい。
  • 45°と比較すると「煽って撮る」には頑張りが必要。

45°の特徴

  • 45°に曲がっていると実際の姿勢・視線とは違う角度で見えるので慣れが必要
  • 「煽って撮る」が楽。

シチュエーションごとに使い分けるが正解

どんな道具もそうですが、適材適所があります。

私は45°のファインダーと標準装備ファインダーを使用しているので、45°を選んだ理由と標準装備ファインダーを使うときのシチュエーションを紹介します。

45°ファインダーを選んだ理由

拡大して見えることはもちろん重要なのですが、45°ファインダーを選んだ理由は2つです。

  • 「煽って撮るのが楽」
  • 「中層での撮影時に姿勢が崩れにくい」

水中撮影では下から上を見上げるようにした構図(煽って撮る)は定番です(たぶん)。

ダイバーなら共感してくれる方が多いと思いますが、水中で首だけ上を向くのって結構キツイんですよね。でも、その際に首をあまり動かさずに見られるのが45°ファインダーです。

 

ストレートファインダーだったら首が折れるんじゃないかと思うような角度でも撮れます。

水平姿勢を保ったままファインダーを覗くのも楽なんですよ。

 

生物を撮影する時、私は驚かせずに自然な姿を撮影することが大事だと思っています。首を上げようとすると、どうしても体は少しずつ動いていってしまうんですよね。

着底できるダイビングポイントならあまり気にしなくてもいいのですが、中層を泳ぐ場合だったり、水底がウニだらけ、ということもあります。それから、一面珊瑚といった時でも水平姿勢をきっちり保ちたいですよね。

標準装備ファインダーを使うシチュエーション

①ドルフィンスイムなど、被写体が激しく動き回るような撮影の時は標準装備ファインダーを使います。

被写体が動き回る場合45°で追従するのはとても大変ですし、ファインダー部分が飛び出ているので、どこかにぶつけて破損させるのも怖いですし、意外と水の抵抗を甘く見てわいけません。

 

②「今日は動画しか撮らない!」と決めたら標準装備にしちゃうのも手です。

動画撮影時などの液晶画面をメイン使用する場合にはまぁまぁ邪魔になります(笑)

 

③CANONの100mmマクロレンズを使用する場合またはNikonのD850ボディを使用する場合。

結構思い切った発想かもしれませんが、100mmレンズはリーチが長くなるため手ブレを起こしやすくなります。ファインダーをつけてさらに長くなったら…ブレブレ…なんてことも。

CANONさんの100mmマクロレンズのオートフォーカスは素晴らしい精度であることで有名です。レンズの性能とオートフォーカスに頼り、標準装備ファインダーを使用する方が結果的には素早く撮影できるかもしれません。

また、Nikon D850は本体のセンサーはかなり性能がいいため、オートフォーカスに頼ってもいいかと思います。

メーカー別の特徴

以前紹介した水中ハウジングを販売している4つのメーカーでもファインダーが違います。

個人的にはやはりNauticamのファインダー推しです。

 

Nauticamファインダー:

とても高価です(10万ほど)

接眼部(目で覗く方)が大きく開口しているのでとても見やすいです。

液晶が見づらくなってしまうのは少し残念ではありますが、ファインダーを覗いて撮影することが多い場合には大活躍です。

ストレートも45°もどちらも良いですね。

 

SEA&SEA用やAnthis用も販売している対応力が素晴らしいです。

SEA&SEAファインダー:

安価です(6万ほど)。

ストレートなら液晶の邪魔にはなりません。ですが、45°ですと液晶がかなり隠れてしまうので、それは「うーん」とは思いました。SEA&SEAさんのストレートファインダーはリーチは長いものの、とてもスッキリしているのが特徴的です。液晶を見る際の邪魔にはなりにくいかもしれません。

(展示会場で見せてもらった感想です)

Anthisファインダー:

安価です(5万ほど)

実物を見たわけではないのですがAnthis使用者の知人から聞いた話では、接眼部分が小さいとのことです。結局Nauticamさんで販売しているAnthis用ファインダーに変えたそうです。

Zillion:

Zillionさんでファインダーは販売しておりません。

INON製のファインダーを取り付けるオーダーはできるそうです。

 

私が初めて購入したハウジングはZillionですが、標準装備ファインダーのまま使用しています。慣れれば問題ないのです。

でも最近はNauticamの45°ファインダー使用した後だと視力が悲鳴をあげますね笑

 

ちなみに、SEA&SEAファインダーを取り付けられるように特注することができるかもしれないと聞いたことがあるの問い合わせてみるのが一番ですね。

Zillionさんは特注に積極的なので素晴らしいです。

まとめ

さていかがでしたでしょか。

 

ファインダーは視力が心配な方には確実に強い味方になりますが、必ずしもいい事ばかりではありません。どのメーカーのファインダーを使用するにしても安い買い物ではありませんので、今回の内容が参考になれば嬉しいです。

 

  • オプションファインダーを使用すると大きく見えるのでピントや露出設定を確認しやすい
  • 液晶画面が見づらくなることは間違いない
  • リーチが長くなる事で破損の原因や手ブレの要因になりやすい
  • ストレートはカメラを普通に覗くのと同じ感覚で使用できる
  • 45°は慣れてしまえば、煽って構図が取りやすく、水平姿勢を完璧に維持したまま撮影できる
  • 標準装備ファインダーは動き回る被写体の場合や動画撮影に活躍する

 

⬇️⬇️⬇️ファインダーの取り付け動画も作ったので、どうぞ⬇️⬇️⬇️

ファインダーセットアップ動画