10ヶ国でダイビングした私が解説する行きたい場所の見つけ方(海外編)
目次
こんにちは。さやかです。
早いもので今年も残り2ヶ月を切りましたね。
待ちに待った年末、冬休みの旅の計画はもうお済みでしょうか。
私はかれこれ12カ国を旅して、内9カ国でダイビングをしてきました。
ほとんどの国は2回以上訪れています。
そんな私も年末は初上陸の国に行ってまいりますよ。
目的地はまだ内緒ですが、16日間の旅で3拠点を旅しながら毎日ダイビング三昧です。本当に楽しみで仕方ないです。
せっかくの長期休暇ですからね、そんな時はやはり海外にまで足を伸ばして日本とは一味違った海を楽しんでみてはいかがでしょうか。
というわけで、旅の計画に役立つ情報、私のよく利用する代理店や予約サイト、旅先などをご紹介します。
国内で遊びたいよって方は
少し前に公開した「ダイビング旅行を10倍楽しむための行きたい場所の見つけ方(国内編)」を参考にしてみてはいかがしょう。
各地の調査
国内旅行での記事には目的地を決める時はまずは情報収集(基礎知識)と書きました。
これは海外旅行でも同じです。
でも国内旅行よりも確認事項が多いのでご注意を。
まずは旅行会社のサイトで実用性の高い情報を抽出するのは恒例です。
(いつでもどの地域でも検索できて、予算や日数などで絞り込みもできるので便利です。)
国内旅行と違うのは、是非ダイビング雑誌も参考にしてほしいというところです。
理由は2つ
- ダイビング雑誌で紹介のある海外のダイブサイトは日本人の駐在または日本語ガイドがいる。
- フライトアクセスが良いことが多い。(直行便とか)
海外旅行に不慣れだという方は特に必見です。
〜海外ならではの確認事項〜
旅先での目的(楽しみ)がわかったところで、
絶対気をつけなくてはならないの内容は5点
- フライトスケジュール
アメリカで乗り継ぎがあるのか?(ESTAの申請が必要です)
ダイビング専門の代理店ならあまり気にする必要はありませんが、ダイビング後18時間以上空けて飛行機に乗るように手配しましょう。
12時間以上のロングフライトの場合は24時間空けたい気もしますね。
- ダイビング可能日数
- ビザの有無
アメリカ大陸周辺はESTA、オーストラリアはETAの申請
- 通貨
東南アジアは現地での両替がお得な場合が多いですが、ドルは日本国内がいいなど様々です。事前の準備が必要かどうか確認しましょう
- コンセントプラグの形状と電圧
これかなり大事。プラグの形状が違うと充電すらできませんよ。
あとは電圧も。
最近の充電器類は240Vまで対応していることが多いですが、是非確認してください。
女性はドライヤーを持って行きたいならそちらも確認しましょう。
対応していない電圧を使うとドライヤーが火を吹きますので…(←前科あり)
通常はコンセントに小さく記載されています。
ちなみにプラグの形状ならで紹介する変換プラグがオススメです!
変換の必要のない国でも持っていくことをお勧めします。
USBポート3つとUSB-Cポート1つがついているので、スマホ、タブレット、PCのACアダプタが必要ありません!これだけでも荷物が減るお助けグッズです。
よくお世話になる旅行サイト
航空券+宿泊+ダイビングがセットになっている便利でお得なツアー満載サイト
ダイブナビ(エスティーワールド)https://www.divenavi.com
世界各地の情報が手に入ります。最近だとバハマへの手配はこちらを利用しました。
ワールドエクスプローラhttps://www.wtp.co.jp
ダイブナビ同様世界各地の情報が手に入ります。
CLUB AZUL(クラブ アズール)https://www.club-azul.com
少しコアなダイバー向け。メキシコのラパス・世界遺産ソコロ諸島は絶対にオススメ!
流暢な日本語を話す人懐っこい現地メキシコガイドたちとの交流はもちろんアシカの赤ちゃんと遊べるラパスクルーズは絶対ココ!!
ココ島、ガラパゴス島などの全ダイバー憧れのクルーズを日本語ガイド付きで企画してくれます。
航空券+宿泊のみの予約(レンタカーもあり)
Expedia(エクスペディア)https://www.expedia.co.jp/tour
各地を周遊したい場合にお勧め。
私は年末年始に3箇所を回る予定なので、こちらで予約しています。
過去にアメリカ発着でメキシコに行く際にも利用しました。
航空券は宿と無理にセットにしなくても大丈夫です。航空券の予約後に宿泊クーポンが届くのでそれを使います。ゆっくり宿をお選びいただけます。
むしろ別々に予約した方が後から宿泊施設を変更するのもラクラクです。
1週間前くらいまでキャンセル料無料の施設も多いので、是非活用したいですね。
海外サイトなので日本の繁忙期とは無縁なのがお得で嬉しいです。
最近は日本語訳も自然になり使いやすくなりましたね。
宿泊のみ
もちろん
Expedia(エクスペディア)https://www.expedia.co.jp/tourもご利用いただけます。
加えて、
Booking.com(ブッキングドットコム)https://www.booking.com/index.ja.html
トリバゴは比較サイトなので、トリバゴで検索すると大抵どちらかがヒットします。
人に聞く(SNS含む)
海外旅行でもやはりこれは重要です。
年末の旅先は、とある著名なお方からオススメされたのと過去にInstagramで目をつけていたことがきっかけです。
旅先で外国人から聞く情報が日本では紹介の少ないダイブサイトも多いので絶対絶対メモ_φ(・_・!
所さんのダー○の旅的に
世界地図を見ながら、気になる海沿いを探す。というのも楽しいです。
まだ、この方法で訪れた国はないのですが、候補はいくつかあります。来年あたり行ってみようかなー。
Google マップで見つけた島を拡大して、「scuba diving」って検索してみよう。
新しい世界が見えるはず!?
ショップを選ぶ時
海外の場合、なかなかショップをご自分で選ぶことってないですよね。
でも、もしそんな自体になったら?
そんな時は簡単です。ホームページの充実度です。
海外サイトは結構不案内なところが多いので、その中でもしっかりとした情報を示すショップは優良です。
それから問い合わせメールのレスポンス速度!
実は年末年始の予約の際に、レスポンスが悪すぎてキャンセルしたショップがあります。
翌日までにメールの返信がありますので、2,3日も放置するようなショップは選ばないことです。
優良ショップは(時差がなければ)2時間以内に返信があります。
海外は分業が多いので予約窓口とガイドの業務は分けられていることがほとんどです。そのためメールは日本よりもクイックレスポンスだと思います。
特に不慣れな海外でのダイビング、安心できる対応をしてくれるショップさんに決めましょう。
訪れたことのある場所をちょっとだけご紹介
私が行ったことのある海外のダイビングサイトを簡単なリストとして公開しちゃいます。
アジア・東南アジア
パラオを除いたアジアはやはり物価が安くて滞在費用をお安く済ませられるのが魅力的です。
たまに、食事が合わないとおっしゃる下の肥えた方もいらっしゃいますが、私は食べられればなんでも食べるので、あまり気にしないです。
東南アジアの海はコーラルトライアングルと呼ばれ、生物種が世界で最も多様なため、少し場所を変えるだけでも全く異なる姿を見せてくれるところが最大の魅力でしょう。
- セブ島(フィリピン)🇵🇭
最近、また話題沸騰中のセブ島。日本から直行便で4時間半と手軽に行けるところも魅力的です。
大都市マクタン周辺の海はマクロ生物
モアルボアルでは巨大なイワシ玉、玉というか雲
オスロブのジンベエザメ
マラパスクアのニタリ(⇦まだ行ってないので行きたい)
- サイパン
一時は直行便がなくなりましたがスカイマークさんが直行便を飛ばしてくれるようになりましたね!感謝!片道5時間
とにかく透明度の良い海です。エントリーしてみると、、、「水ない。」と思うくらいです。
- バリ島(インドネシア)🇮🇩
当ブログでもご紹介したバリ島。マクロ天国でマンボウ遭遇率80%
バリ島でマンボウ狙い&北西部ダイブサファリの欲張りツアー 〜ヌサペニダ編〜
バリ島でマンボウ狙い&北西部ダイブサファリの欲張りツアー 〜西部編〜
バリ島でマンボウ狙い&北西部ダイブサファリの欲張りツアー 〜Secret bay / PJ編〜
バリ島でマンボウ狙い&北西部ダイブサファリの欲張りツアー 〜トランベン編〜
- パラオ🇵🇼
初心者から超上級者まで誰でも最高に楽しいダイビング王国。
ブルーコーナーはもちろんペリリュー島のロウニンアジの群、満月や新月の各魚類の産卵・繁殖シーンは大迫力です!
4本目もリクエストしてマクロ生物を探しに行くのもオススメです。
デイドリームパラオさんの研究熱心な姿勢には脱帽です。
- シミランスリンクルーズ(タイ、プーケット)
プーケットまで直行便で8時間。
リチェリューロックも有名ですが、個人的にはヒンデンヒンムアンやピピ島にも行ってみたい!
インド洋
- モルディブ
言わずと知れた南国中の南国❗️リゾート中のリゾート‼️
クルーズしか行ったことないのですがリゾート泊もしてみたいですねぇ。
アリ環礁を通る王道ルートで夏季はパウダーブルーサージョンフィッシュ(固有種)の群れ!
バア環礁のぐるぐるマンタ
冬季限定の南下ルートでシャーククルーズ
中南米
- メキシコ🇲🇽
実は3回行ったメキシコ。雰囲気とかも結構好きで、また行きたいですね。
セノーテとバショウカジキで有名な東のカンクン
アシカで有名な西のラパス
人懐こいジャイアントマンタ達が優雅に乱舞する南のソコロ諸島。
アフリカ大陸
- 南アフリカ共和国🇿🇦
正確にはダイビングはしていなくて、ずっとスキンダイビングでした。
かの有名なサーディンランを追って。
南極から北上してくる数億のイワシの群れを求めて世界中から大物が集まる海です。
ザトウクジラ、無数のサメ、イルカ、バショウカジキ、水中だけではなく、空中からカツオドリが突っ込んでくるのも大迫力ですよ!!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
海外に行くと言葉や文化、日本と違うことがたくさんあります。私も言葉がうまく通じなくて大変なこともたくさんありましたが、思っている以上に世界の人々は親切で温かく助けてくれます。
大抵のことはニコニコしていればなんとかなりますし、顔芸で乗り切れば良いのです。
危ないことも、日本にいる時よりは多いと思いますが、外に出ることで日本の良さや、逆に不便さも、いろんなことが見えてくるはずです。是非楽しんでください。
- まずは旅行サイトでどんなダイビングスポットがあるのか基礎調査する。
- ダイビングツアーはダイビナビ、ワールドエクスプローラ、クラブアズールが使い勝手が良い
- 周遊ルートを自己手配するならExpedia(エクスペディア)
- 地図上で気になった場所を適当に検索しても面白い。
- SNSはありがたく活用させてもらう。
- ショップさんを選ぶ時はメールのクイックレスポンスが信頼の証。
- 東南アジアはコーラルトライアングルと呼ばれる海洋生物の天国。
- 地球の裏側にもまだまだ知らない世界が広がっている。
PADI Divemaster #832577 ダイビング✖️写真✖️旅 = 世界の海・自然と人と人と社会を繋ぐ 言語・距離・文化の壁、全部越えて、 もっと自由に、もっと楽しく、 興奮と感動と癒しの海への扉となることを目指します。