私が行った頃は高気圧と秋雨前線が頑張っていた頃でしたので、少しうねりがありました。
エントリー、エキジットが大変でしたが、イルカに会えるかと思えばなんのその!
やや興奮状態で進んでいく途中、帰還する先発ダイバー達に遭遇。
我らがガイド:(どう?いた?)
先発ダイバー:首を横にフリフリ
我ら:・・・(オ、オッケー)。
見れないこともあるし、水中で40分くらい待つこともありますので。
と事前にガイドから説明を受けていたものの、
私たちは祈るような気持ちで、イルカとの待ち合わせ場所に到着しました。
水深12メートル、水温24℃、20分ほど待ちました。
カマスの群れに巻かれながら、ひたすら待つ。
25分経過。結構寒いです。
ガイドさんからは35分までは待ちましょう。と言われながらも、諦めかけた頃のことです。
かすかにキュウキュウ鳴き声が聞こえてきました。
透明度8メートルの中、どこにいるのかわからず困惑することさらに7分。
その時は突然やってきました!
気が付いた時には目の前にイルカがいるではありませんか。
もう!よそ見禁物ですって!
その場にいた全ダイバーが歓喜。
2頭のイルカはダイバーを障害物に見立てて、縫うように泳いで見たり、
一人一人を観察するように旋回してくれました。
草原のように海藻が生い茂る中、平均よりも一回り以上は大きな2頭は目で追うのがやっとのスピードで元気よく泳ぎ回ってくれました。
ひとしきり遊んでは消え、また現れてを繰り返しながら、至福の時間を過ごさせていただきました。