バリ島でマンボウ狙い&北西部ダイブサファリの欲張りツアー 〜ヌサペニダ編〜

2019-05-02 0 投稿者: Sayaka

Introduction

当ブログ初めてご紹介するのはバリ島。
インジネシア中央南部、南半球に位置する島。

インドネシアといえば北部にはマナド、
東部にはアンボンといった世界屈指のマクロ天国があることでも有名です。

バリ島ではマクロはもちろんのこと、
ペニダ島(Nusa Penida)ではマンボウ(英名Sunfish、学名Mola mola
現地ではモラモラで通じます)に高確率で出会える!
なーんて魅力があります。

モラモラのベストシーズンは8~10月頃の乾期。

私が訪れたのは8月。

雨季はノーモラモラですが、果物が美味しい季節なので、今度は雨季に行きたいですね。

日本だと伊豆の大瀬崎でも毎春マンボウの目撃情報がありますが、
ペニダ島での遭遇率は80%前後と高い確率で観察できているようです。

(筆者の独自調べですので、もちろんショップ様やポイント、その時のコンディションによって違うと思います)

今回はせっかく行くならと
【マンボウ】ペニダ島(ヌサペニダ)
【秘境西部】 ムンジャンガン、PJ(プリジャティ)、シークレットベイ
【マクロ天国 】トランベン
を堪能してきましたので、ご紹介いたします。

この旅のスケジュール

成田(午前発)→ジャカルタ→バリ(深夜到着)
1日目 ヌサペニダ3Dive
2日目 ヌサペニダ3Dive
3日目 朝5時発でムンジャンガンへ2Dive+サンセットDive
4日目 シークレットベイ1Dive+PJ(Puri Jahi, プリジャティ)2Dive
5日目 トランベン2Dive
バリ(昼過ぎ発)→クアラルンプール→成田(翌朝着)
※マイル消費旅のため空路は少しハードでした。

サファリの経路

ヌサペニダ Results

ヌサペニダに行くためにはサヌールの港(砂浜のビーチ)からボートが出ます。
たくさんのショップさんが集まって大賑わいです。

ひざ下は海に浸かりながらボートへ移動、40〜60分ほど移動する中、
ジェットコースターみたいにボートが飛び跳ねる!
ヌサペニダに行く際はこれが普通のようです。

毎日こんな中で行き来しているガイドさん達はすごいなーと感心しつつも、
なんとかポイントに到着し、まずはマンタポイントでチェックダイブ。
その日の潮流では、マンボウポイントとして有名なクリスタルベイには
午後から行くのが良いとのこと。

その日はあいにくのコンディションでマンタは遠くの方に微かに見えた程度でしたが、
そう!今回の目的はモラモラこと、マンボウ様です。
チェックダイブ中にカメラテストを繰り返してモラモラへの期待を膨らませます。

そして午後、ついにクリスタルベイへ!
ガイドさんが慎重に潮流を確認しながら、エントリーするタイミングを見計らいます。


エントリーしてすぐに思ったのは、「まさにクリスタル!」

午前のポイントとは打って変わって明るくクリアな海の世界でした。

ハナダイ、スズメダイのカラフルな魚はもちろん、
大型のカスミアジ、ヒメジなどに眼を奪われながら潮に乗って泳ぎます。

マンボウを待っている間にも楽しめる魚達

しばらくしてガイドさんを見ると下の方を指しています。

キター!!!!

ガイドさんはモラモラを驚かさないように大きな音は出しませんので、
長時間のよそ見は禁物ですよ!!

初めて見る、長年憧れ続けたその光景に興奮しつつも、
絶対に逃してなるものかと、慎重に慎重に気配を消しながら近付くと
潮の流れも影響して急接近&モラモラの下に入り込んでしまった。。。

当のモラモラはクリーニングに夢中で気持ち良さそうに呆けています。

こんなにリラックスしたモラモラに出会えるチャンスは
そう多くはないそうですので、初日からツイてます。

絶対エアを吐くものかと震えながらも中性浮力を保ち、
見たのはモラモラの腹!笑

みなさん、マンボウって薄っぺらいとお思いでしょう。そうでしょう。

いやいやいや。以外と厚みがあって、それはそれはおいしそ…、
ではなく筋肉質で、さすが回遊魚。といった雰囲気でした。

ぼーっとして見えますが泳ぐスピードはかなり速いですよ!

上下にあるヒレが主な動力になっているようでしたが、
そんなに早く動かしているわけでもないのに、
滑るようにピューっと泳ぎます。

翌日もマンボウを見ることができ大満足のペニダ島でした。

さて、次は西部へのサファリです。

どんな海が待っているのかな。

ヌサペニダ Method

ダイビングするための重要情報

ペニダ島で必要なもの:

 ボートダイビング経験、酔い止め、ボートコート

ペニダ島での注意事項:

 ◆酔い止め
  基本的に海は荒れていますので、酔ってる人いました。

 ◆流れの強いポイントです。
  もちろんガイドさんがしっかりサポートしてくれますが、
  出来るだけスキルは磨いておきましょう。

 ◆長袖・ボートコート必須!
  この時期(8月)バリは気温26℃、乾期(冬)ですので、
  灼熱の日本と比べると涼しいです。
  気温差のせいか数字以上に寒く感じます。

  ペニダ島の水温24−25℃でしたので、
  濡れた体でのボート移動は凍えました。

 ◆是非AOW以上のライセンスを
  マンボウは水深30 mほどで観察できる機会が多いので
  取得しておくことをオススメします。

 ◆ですので、欲を言えば、ナイトロックスライセンスも。
  少しでも遭遇確率を上げたいなら!

ペニダ島付近のダイビング見所や特徴:

 ワイドな景観でモラモラやマンタを探している間にも大きなカスミアジなど回遊魚を観察できる

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